『新吉ミッドナイト』
第十六巻 ―― The more challenge ――


2006年 5月19日 明日早朝出発します

時間も無いことだし、悩んでもしかたないのでとりあえず溶接しました。320km/hには絶えられないかもしれないけど、200km/hだったら大丈夫でしょ?本当に大丈夫なの?さぁ〜?
道中、ブラックバードと遭遇しないことを祈ります。
関門橋までたどり着けば「もらぼ」さんが迎えに来てくれる(来てほしい)との事なので、何とかなるでしょ。
しかし上向き溶接はイヤじゃ〜。火の玉がポロリ〜ンと落ちてきて火傷をしちゃいました。最初から皮手袋をはめとけば良かったのですが、オウチャクを決めて軍手で作業をしていたのでバチが当たったのかも。
ダニエルから笑われるかもしれない。
おらはやっぱり雨男でしょうか。オートポリスでレースをやっていた頃、一年間6戦のレースで五回雨を降らせた経験があります。今回、岡崎へ出動するのに台風まで連れて行きそうな感じ。

たくさんの人から「気をつけていってらっしゃい」と声を掛けて頂きました。ありがとうございます。雨が降っても出動だぜベーベー




2006年 5月17日 わがまま言ってたら食っちゃうぞ

足回りのチェックと、念のため燃料漏れのチェックで十日ぶりに乗馬させてみました。もうs30zも馬も慣れたもんです。馬もヒヒィ〜ンなんて暴れる事も無く、s30zもささっと馬に跨ります。すると何処からともなくインパクトが現れてダダウィ〜ンと軽やかな音でハブナットを外してくれます。
フロント側をチェックしていたらこんな物発見。フレームが切れていますね。なぬっ!
この場に及んで、もう岡崎への出動態勢に入っているのに。今頃切れてどうするのよ。「気合だぁ〜。根性見せてみろ〜」っと大きな声で活を入れたのですが、割れ目はくっ付きませんでした。

とうとう禁断の果実が熟成したみたいです。そろそろ食べても良いのかな?
種が出てきたら庭に植えてみますね。




2006年 5月15日 みなさんカッコイ〜です

昨日5月14日(日) 熊本県の産山牧場で何かあるぞ。出動だ!とのお誘いが。この一ヶ月間は家のことを何もしていないのでどうしよう。まだストーブもかたずけていないのに。そうだ嫁さんをいっしょに連れて行けばいいんだ。「お買い物に行こうか?」とか何とか言ってハニーの心はゲット!出動決定!

「ゴールドフィンガー」さん。
魔法の指を持っているらしい。電気が流れているのが目に見えるので、テスターいらないらしい。スゲー。16インチのワタナベいいな。おらも欲しい。
「みやび」さん。
運転席に綺麗なお姉さんが座っていました。えっこの女性がみやびさん?シャイなおらはお友達になれないかもしれない、とか心配していたら、後ろから本物のみやびさん登場。
お宅はどこですか?と聞かれ、国道10号線の・・・赤い看板の・・・と説明していると、「その看板は私が作りました」との事。世間は案外狭いですね。300km/hアタックの時には、このフロントスポイラーを貸してください。

結局、昨日の日曜日は岡崎へのメンテナンスは何もしませんでした。今日は240zの点火時期を2度遅らせたので、チェックがてら大分のお客さんへ納品へ出動しました。5月に入ってからの走行距離1500km突破しました。




2006年 5月13日 飛びました

90度に曲がったゴムホースとメッシュホースのジョイントを旋盤で製作していたのですが、吹っ飛んでしまいました。このアルミ材料はちょっと根性がありませんでした。少ない時間を利用して、慌てていたのがいけなかったのかも。翌日また作り変えでした。結局時間が二倍掛かってしまいました。
調整式のテンションロッドは、まだ手付かずの状態です。メッキなどをしていたら今回の岡崎行きには到底間に合いません。あきらめます。
オイルキャッチタンク取り付けはとりあえず完成。
現在のシートは長距離だと腰が痛くなる。そこで「レカロは医療機器の椅子も製作しているので腰が痛くならないぞ、」との噂を耳にしたのでレカロに替えたかったのですが、シートベルトがまだ揃っていないので、この計画も先延ばしとなりました。
来週からは足回りのボルト緩みのチェックと、オイル漏れ、などの点検をやろうと思います。っあそうそう、ガソリンの漏れもチェックしとかなきゃ。




2006年 5月11日 あと少しだけど

オイルキャッチタンクを付けよう。もしもエンジンブローした時に自分のオイルに乗ってイナバウワーを決めたらシャレにならないし。そこでお宝セット登場。レース車両のシビックEF9よりタンクを調達。
このB16はミスターシビックのクロキレーシング製で速かったのですが。誰か要りませんか?
ゴールデンウィーク明けから、なかなか時間が取れない。三日間かけて、まだこの状態です。
調整式のテンションロッドを付けて岡崎へ行くのは、どうも間に合いそうにありません。ん〜〜。




2006年 5月08日 長過ぎです

かつみさんからプレゼントとしてもらったテンションロッドを、シフトレバーに転用出来ない物かと試行錯誤やってみました。M部長(かつみさん僕イカ大好きなので十匹下さい担当)より長過ぎるし、細すぎるとのクレームが出ました。
そのままだと使えそうにないので切断しようと思います。
ハッキネン(こら!ゼンジ なんばしよっとね!担当)は太い方が好いに決まってるぜィ。とか言うし、ドーナツ主任(僕昔かぶと虫飼ってました担当)はモットモットとか言うし、みんなわがままで困っています。

かつみさんのご意見は?



2006年 5月05日 注目度一番!

オートポリス2006 ヒストリックカーフェスティバル Dクラス出走のワークス改GC10 村岡号。この日オートポリスに訪れた入場者数23,000人は、みんな家に帰ってから「今日すっげーハコスカ見たよ」って家族に話したそうです。
予選4位(32台中)からグリッドスタートして、一時は6位まで落ちたけど、抜き返して見事3位ゲット!カッコイ〜かったですよ。

メンテナンスの岸本さんの説明 「自分が風になったつもりでポートの中を通り抜けてごらん。そしたら理想的なポート形状が出来るから」 了解しました。おらも風になります。
チェッカーを受けた後の 「ワークス改GC10村岡号」 の右リアタイヤ。ピットにいた人たちは、おどろ木ももの木さんしょの木でした。一番ビックリしていたのはドライバーである村岡さんだったのは言うまでもありません。ブルーのレーシングウェアーの足元はその村岡さんです。これくらいの事じゃ足は震えないぜベィベー。

この日、九州で一番早くて カッコイイ ハコスカでした。
2日前にオーバーホールしたL28に積み替えて、ならしをオートポリスで行うというスゲー事をやってのける 「マジンガーZ」 さん。48年前期おらの240zと同じだ。
Eクラスのローリングスタートでのレースに出走されました。結果は10,000rpm回して2位。チェッカー後に息子さんと抱き合って喜んでいました。息子さんが「パパ、カッコイイー」って言ってました。
今日から 「グレートマジンガーZ」 にバージョンアップだ!?




2006年 5月04日 楽しかったです

佐賀、熊本、オートポリスへ一泊二日の修行へ出かけました。4日朝6時30分出発。GWなので、渋滞あり、迷子あり、でも楽しかったです。
土肥さん、かつみさん、カーパパさん、たかはまさん、トモZoさん、みなさんお世話になりました。
おらは舞い上がってしまい、あっという間に二日間が過ぎました。みなさんに色んな情報を教えていただきありがとうございました。パーツ製作に猪突猛進(自己満足)切磋琢磨(ビールおつまみ付き)無我夢中(九時就寝)五里霧中(?)がんばれるかな?

この日約30人の方々にお会いできました。おらの頭の中では、お名前と顔と所有されている車がごちゃ混ぜになっています。次回お会いしたときにはしっかり記憶しますので、また遊んで下さいね。
3Lハコスカ軍団。高速では5速ホールドなので疲れないそうです。
この後渋滞にはまり おらの240zはパーコーポレーション?(こんな会社名あった様な)におちいりエンジンストール。背中は汗でベチョベチョになるし、焦りました。

渋滞を避けるためわき道に入ったら迷子。一人だと不安になる所だけど「わんこハコスカさん」がいたので、とりあえず行くちゃえ〜ってな感じで迷子も楽しかったです。
二週間ほど前に熊本から富士スピードウエイまで自走して、サーキット走行をして、また自走で熊本まで帰ってきた「たかはまGT-R」。噂にはお聞きしていましたが3、1L、3、0L、28Lショート、GTR2台(1台はS20ー2,4L)などなど所有しているすっげー人でした。それどころか単車も、FXZ1000、CBX、KH400、ss350、マッハV、W1などなど多すぎて覚えきれませんでした。お世話になりました。




2006年 5月03日 なぞ判明!

やっとフロントタイヤを新調しました。ウヒョ〜!ポテンザREー01R かっこい〜〜。路面のワダチを拾わなくなりました。したがって、トーを0(ゼロ)調整し直しました。以前の中古タイヤの時はトーをイン側に4_(単位は自己流)でもフラフラしてたのに、もっと早く替えておけばよかったと後悔してます。リアタイヤはまたAE86のおさがりですけど・・・

エンジンからまたカリカリ音がしてトルクがない?キャブ?点火時期?いやいやバッチシ調整したばかりなので、そんな事はないはず。って事はタペット?ピストン?
もしかして・・・いつもの行き付けのガソリンスタンドではなく、リッター15円も高い別のスタンド(北海道出身のドリフトマン担当)でハイオク満タンにしたら、絶好調復活しちゃいました。
安いハイオクは薄いのかな???




2006年 5月01日 大分ビッグアイにて

昨日4月30日、大分ビッグアイに行ってきました。大分道はs30で毎週走っているコースなので、いつもの景色で面白みがなかったけれど、おら の240zは道を覚えてるみたいで手放し運転でも、ちゃんと行き着きました。
この日は子供のサッカーがあったので滞在時間40分程でしたが、楽しかったなぁ。
この日一番カッコ良かったs30z。
助手席にはいつもレイナが乗ってるのかな?
ってことはオーナーの方の名前はやっぱしアキオ君!?

湾岸ミットナイトのアキオ君はGノーズを装着したらしいと言う、うわさを耳にしました。
この日一番カッコ良かったハコスカです。
中学時代にそっくりなプラモデル作りました。フロントには「ブレンボ〜ン」が入っていました。「ブレンボ」ではないそうです?
また、ハコスカが欲しくなっちゃいました。どうしましょ。

カーパパさん、突然失礼しました。今後ともよろしく。いっしょに遊んで下さい。
おらのs30は240rpmは回りませんので置いて行かないでね。
一般駐車場で、おらのとなりに停めていた432z。ウラ〜ってな感じ。なんでこんなに綺麗なの?10分程話をして色んな事を教えて頂きました。ありがとうございました。
「おたくの240zのエンジンを見せて下さい」とか聞かれて、「まだ汚いのでダメです」と答えたのに、ドアロックを開けていたら、みなさん おらの240zのボンネットの横に来て待っているではありませんか?開けないと帰れない様な雰囲気がしたので、しかたないので開けちゃいましたよ。「ほォ〜らね、汚いでしょ」と言って、バス釣り用のルアーをちょっとだけ自慢して帰りました。

本日s30zは10台ほどいたかな?リアがディスクの30zはいなかったですね。みんなブレーキに不満はないのかな?フロントもノーマルが多かったな。




2006年 4月30日 22センチ ゲット!

バス釣り用のルアーを作ってみました。見事に22センチを釣り上げました。自己最高記録の43センチには及びませんでしたが、このルアーまずまずの出来栄えです。

しかし、この釣り上げたバスは顔色が悪いですな。
このルアーをオイルレベルゲージに差し込んでみると、なんとドンピシャリ!ルアーとして使うにはもったいないので、オイルレベルゲージとして使うことにしました。
スプリングで引っているので、抜け防止にもなりそうです。

今日、大分ビッグアイにて何か催しがあると聞いたので、子供のサッカー観戦の途中で抜け出してチョットだけ行ってみようと思います。




2006年 4月28日 水周り完成しました

ゴールデンウィークに間に合わせるため速攻で組み付けました。早速テスト走行やってみましたが、以前は走り始めてサーモスタットが開くまでに、水温が100℃まで上がってたのですが、今回は85℃でした。その後は82℃で安定しています。もう、これからは水温計とニラメッコしなくても良くなります。「もらぼ」さん ご指導ありがとうございました。

ヒーターホースにつながるアルミパイプ。うひょ〜
オルタネーターのターンバックル。かっちょい〜

自己満足、爆走中でございます。
まだまだ突っ走っちゃいますよ。誰かが止めてくれぇ〜。
サーモスタット下部から出る銅パイプの曲がりが絶妙ですな。

エンジン前部が82℃位の時、6番シリンダーあたりの水温はすでに100℃になっていたのかも?
今回バイパスを作った事によりエンジン内の水温が均等になるはずだ?なって欲しい。きっとなる。酒飲みてぇ〜。




2006年 4月26日 相変わらずへたっぴ〜です

外径Φ16ミリ、肉厚2ミリのアルミパイプと、アルミのアングルをTig溶接しちゃいます。パイプに穴が開かないようにとか、出来るだけ綺麗に仕上げるぞ、とか考えていると、ちとドキドキしますね。溶接する前にインドの山奥で七時間ほど座禅を組み瞑想に入ります。おら のイメージトレーニングです。
まず、大きく息を吸って、アングルの角を溶かして、そのままトロ〜ンとパイプを溶かして、手首をクリ〜ンとひねって、そしてプハァ〜と息を吐く。
う〜ん。やっぱりへたくそですね。まっ、いっか。
パイプの両端にバンドの抜け止め防止用のイボチンを二箇所づつ付けて完成。

アングルに縦長穴と横長穴加工を施したので、溶接による歪みが出てもへっちゃらなのだ!
ちょっと小技が光っていると感じるのは おら だけかな?




2006年 4月24日 黄砂で鼻水が止まりません

これは何でしょう?銅パイプです。そのまんまです。ベンダーにてナイスなカーブに曲げていきます。しかし、結構コツがいるので何度も失敗しました。横で見ていた(ハ)が「なんしょ〜ん、ちょー貸しちみー」と言って曲げてくれました。
訳:「何をやってるんだい、ちょっと僕にやらせてみろよ、ビール買って来い」

なぜかピロボールがいっぱいあるので、某有名ホームページよりヒントを頂きカッコいい物を作ろうと思いました。
1:右ネジを切って、反対側は左ネジを切ります。いわゆるターンバックルにしました。
2:スパナ掛けを削って
3:NSRのタンクの上で写真を撮ります。
4:カッコいい物が完成。

シャフトはアルミで、ナットはSUSです。アルミのシャフトだと折れないでしょうか?折れたらみんなで笑ってやってください。




2006年 4月22日 やっちまった

サーモスタットは新品に交換済みなのに、何かおかしい?水温が冷えている状態から暖気運転をして、走り始めると水温が100度まで上がってしまう。毎回走り始めてから2km程水温系とニラメッコしています。一度サーモスタットが開くと、その後は82度で安定している。友達やらショップに相談したけれど、これと言った原因がわからない。岡崎の件もあって「もらぼ」さん(まだ一度もお会いしたことがない)に相談してみたら、ズバッと教えてくれました。「もらぼ」さんが神様に思えました。
最終型130zの水周りを付ける。または簡単にやろうと思えばサーモスタットの真ん中の弁に小さな穴を明ける。との事。
最終型130zの水周り部品を探すより、作った方が早そうだし、ついでの作業もやりたいので製作する事にしました。左の画像はパットしない汚い現在の水周りです。数日後には、カッコ良く生まれ変わる予定?
1:旋盤でブイーンと削ります。
2:ひっくり返して、またブイーンと削り、穴を明けます。
3:フライスで一面はねて、そのままフライスにてP/Tタップを1/3程立てて、タップの深さは手ハンドルで決めます。
4:アルミ溶接は苦手なのでロー付けをします。そして失敗、解けてしまいました。銀ロー棒よりもアルミ鋳物の方が融点が低いのか?

この部品は予備を持ってないのにどうしよう。
こうなったら Tig 溶接しかない。解けた部分を切断して、脱脂をして、息を止めて、う〜りゃ、とぉ〜りゃ、はらへった〜、さけのみて〜、てがふるえる〜〜

レース中にスピンをやった後に、開き直ってファステストラップをたたき出した様な感じ。
冷えるのを待って、はらはらドキドキのリークテストです。ママレモンを掛けてプシュー。Zの神様は おら の事が好きみたいです。やればできるじゃない。