『新吉ミッドナイト』 第十九巻 ―― long long sleeping ――
2006年 7月 下旬 エンジンルームハーネスチェック
ちょっと硬くなっていたのでヤバイかな?しかしハーネスにシャシーブラックやマルーンの塗装が付いていたので剥がしてみたら、まだ軟らかい部分もあるので、あと五年は使えると判断(何が基準なのか?)。 保護テープが剥げてハーネスがむき出しになっていた部分は硬くなっていたので、そこの線は引き換えて、必要のない線は削除しました。 朝二時半からの作業で朝七時には終わりました。さすがにこの時間は電話が掛かってこないので作業効率はバツグンでしたね。 |
2006年 7月 下旬 燃料配管チェック
エンジンを載せる前にテストしておいた方が良いかなと思いましてやってみました。燃料ポンプとバッテリーを直結して燃圧を掛けたら、しっかりガソリンが洩れました。やっぱり。 車両後部に銅パイプの曲部分とアルミブロックとのジョイント部が近い所を無理に差し込んでいた所ががありまして、やっぱりそこから洩れました。慌てる事はありません。想定内です。しかし、トホホ・・・またやり直しです。 |
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頭に来たので全部やり変えました。最初の作業は丸一日掛かりましたが、今度は二回目ですから早い作業でしたよ。三時間で済みました。 次に何かトラブルが出たり、アルミブロックの位置を変更したりする時にも、トンネルの銅パイプには触らなくても良いようにトンネル部分の銅パイプを独立させました。 前回は一本物でしたので全部やり変えのハメになりました。 |
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車両後部の銅パイプの形状も真っすぐにアレンジしちゃいました。本当はフロアーに沿う様に一度上へ曲げるべきなのでしょうが、それが燃料洩れの原因でしたのでここはストレートで勝負です。 この後燃圧を掛けて再テストしましたが ok でした。 |
2006年 7月 下旬 ダッシュボード完成
社外メーターはDefi-Link BFをチョイス。裏の配線が1本で済むので簡単そうだったからこれにしました。タコメーター、水温、油圧、油温の4点にしました。おらには油温計は不要なので、本当は燃圧計が欲しかったのですがキャブ用は無いとの事。じゃあって事でパーコレーッションを事前にキャッチしようと思い、油温計を燃料配管のリターンに刺してガソリンの温度を測定する事にしました。しかし油音計の測定温度は50℃からなんですね?ガソリンの温度って50℃まで上がるのかな? 純正の燃料残量計は右端に移動して残しました。 水温計、油圧計、油温計(燃料温計)は暗くてよく見えない。どんどん老眼が悪化しているみたいです。 はたしてタコメーターの11,000rpmを使い切れる日は来るのでしょうか? |
2006年 7月 下旬 社外メーター
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エンビパイプを買ってきて、高速カッターにて片方の切り口をナナメに10度で切断。なぜ10度かって?純正メーターが10度傾いていたからです。 ステーを作って、水溶性のつや消し黒ペンキをスプレーして、ダッシュボードに取り付けてみました。上下の角度調整が難しいです。 社外メーターにスポンジテープを二回点半巻いて エンビパイプにそーっと挿入してみました。慌てずに「そーっと」ですよ。 メーターの角度が今一だけど、まっいいか! |
2006年 7月 下旬 ハーネス
ダッシュボード裏側のハーネスの点検です。 何代前のオーナーの仕業か分からないけど、所々間違った配線をしていまして、ブロアーファンに行く太い線と、オーディオに行く細い線とが入れ違っていたりとか、ACC電源を無茶苦茶な所から引いていたりだとか・・・このままだとキットいつか燃える男アイルトンになってしまう。 純正の黒テープを全部剥いで電気配線図を見ながら総点検です。まず間違った配線を修正しました。しかし、おらは老眼のため電気配線図がチラツイテ見えない。しかたないので横でハッキネンに見てもらいながら「赤に青ライン線と緑の線を・・・白に赤ラインは気おつけろ!しっかり絶縁しとかなくちゃ燃えるぞ!」とか何とか言いながらがんばりましたよ。 |
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完成してハーネス用のべトつかない黒テープでハーネスを巻いた画像です。 ハーネスをバラバラにしたら、ついでに不要な線を切断削除したくなりますよね。よーっしゃ、って事でエアコン、フォグランプ、パーキングランプ、リア熱線(おらには不要なので)、純正の燃料ポンプ(エアコン車には付いてるみたい?)、タコメーター、水温、油圧、時計、イルミネーション、などの配線を削除しました。社外品のメーターを付けるので純正のメーター配線は要りません。って事は、もう純正メーターには戻れませんです。 左下にあるのが間引いた線です。いくらかはハーネスが細くなるかなとか期待していたけど差ほど太さは変わりませんでしたね。 |
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タコメーターを社外品に変えるとウインカーランプが無くなるので、スピードメーターに埋め込む事にしました。実はこれは「かつみ号」のパクリです。かつみさんには了解を得ていますので怒られる事は無いと思います。 300円のグリーンランプにするべきか、500円のブルーLEDにするべきか、ホームセンターで5時間悩みましたがウインカーランプは緑色が世界標準(本当かな?)だからグリーンランプに決定。 おらがこの240zを所有してからの走行距離「14998km」にメーターを巻き戻ししました。この距離が足回り全バラオーバーホール、車高調にしてからの走行距離になります。 色は別として「ランプ」と「LED」。やっぱりLEDの方がカッコ良かったかな???? |
2006年 7月 下旬 間違いだらけ
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先日L28ショートのならし走行を終えたばかりの、かつみさんのs30zを拝見しに行って来ました。まだセッティングは暫定仕様なのに軽く8500rpmずげ〜!今からセッティングを出すそうですが10,000rpmオーバーは確実だと思いました。高回転の排気音にシビレちゃいました。 かつみさんのS30zを見てて、あれ?おらの240zは間違っている?っと気が付いた所が沢山ありまして、また仕事が増えちゃいそうです。とほほ テンショナーを替えるとエンジン音がヒュンヒュンと鳴くらしく、カッコ良さそうなので購入しちゃいました。ノーマルエンジンなのに何やってるのよアイルトン! 押しかけはやっぱり老骨には大変そうなので、バッテリーを取り付けしました。後方への配置も考えましたがケーブルが長くなると、セルの元気がなくなるので助手席の足元にしました。バッテリーもず〜と立っていると、きつそうなので横に寝かせてあげました。 |
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現行車のようにグローブボックスをダッシュボードを付けたまま、前に引き出せるように作り変えようと思い実行してみました。 1:純正のグローブボックスをお手本に、厚み2ミリのアルミ板を切断して 2:ガムテープで仮止めして 3:溶接して、ETC取り付けをして、ダッシュボードに付けてみると??? 純正のコピーを作ったって事は、前には引き出せないのでした! バカですね。アイルトンは 4:ターンバックル式のテンションロットがメッキから帰ってきましたよ。 |
2006年 7月 中旬 三連休
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一日目。 ペダルのサビを取ってスプレー。 ヒーターは簡単に掃除してホースとコックを新品に交換。 ホームセンターにてゴムプレートを買って来て、フロントフェンダー下部に付くゴムをカッターナイフにて製作。品番「63835-E4100」は廃盤みたいです。 銅パイプを曲げようと思ったけど、大変そうなので後日に持ち越し。 |
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二日目。 天気予報では来週は雨が続くとの。先にスプレーしとかなくちゃ。 ドアヒンジのサビは夏みかんの肌よりもブツブツです。もうだめかも。今回は間に合わないので剥離してスプレーしてそのまま使用。次回は新品に交換したいけど新品は出るのかな? ステアリングのシャフトもサビ部分を掃除してスプレー。 エンジンメンバーはちょこちょこっと掃除してスプレー。 フロントスタビも適当に剥離してスプレー。 こうやって文字で書くと簡単だけど実際の作業は結構時間がかかります。 |
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三日目。 燃料配管引き換えです。 純正を撤去し8ミリの銅パイプ二本でインジェクション対応だぜベーベー。きっとかっこいいぞ 6ミリのガイド部分をカッタナイフにて8ミリに拡大。見た目簡単そうだけどこの作業も結構たいへんでした。本当はアルミで作りたかったけど時間短縮のため手抜き工事です。 燃料ポンプ前部と、エンジンルーム内に取り付けるブロックはアルミにて製作。 |
ほーらね。かっこよくなったでしょ。 なぜか油音計のセンサー部がここに刺さっています? ガソリンの温度を測ってどうするアイルトン? 実は図面を書いた時点で、このアルミブロックの寸法は10ミリ間違っていました。新しく作り直すべきか、このままごまかすべきか・・・ 一日中潜っての作業だったので、腹筋と背筋が鍛えられました。 |
2006年 7月 中旬 サビ封じ
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カウルトップ下部の塗装完了。 1:この部分の塗膜は異常に厚いので、塗装は全剥離の予定でした。しかし、軽いサビがフロントガラス取り付け部まで達していたので、ガラスを外さないとダメな事が判明。塗装の全剥離は次回に持ち越し決定です。仕方ないのでサビのある部分だけ剥離して、サビ封じをたっぷり塗布。三時間後にそのままサフを塗布。 2:一時間後に軽くサフを研いで、いつもの様に上から3番目位の塗装がレロレロになりますので、その部分を修正して、エンジンルームに近い部分はまた間違った色のブラックを塗布。ドア取り付け部は間違わないようにマルーン(メタリック)を塗布。最後にクリアーを塗布。 3:このつなぎ目のペーパー掛けが苦手です。毎度の事ですが研ぎすぎてクリアーが無くなりなす。今回もきっとそうなる事でしょう。 |
2006年 7月 中旬 エスコ
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エンジンムールの塗装完了。 1:サビ取り、小穴埋め、鉄板と旧塗装の段差研ぎ、足づけ(鉄板#60ペーパー、旧塗装#320スコッチ)、で四日間掛かりました。腱鞘炎でしょうか指が痛いです。 2:脱脂後にエスコ塗布。エスコはエポキシ系なので試験片にも塗布。 3:三十分後にエスコを塗布済みの試験片にウレタン系のサフを塗布。この時点で塗料がレロレロになったら中止するつもりでしたが、結果はOKだったのでそのままサフを塗布。 4:一時間後サフを研いで、シーラーを充填して、パテも入れる予定でしたが時間の関係でパテは中止。さらに一時間シーラーが落ち着くのをまってウレタン系の黒を塗装。っえ、マルーンじゃないの?慌ててたものですから色を間違っちゃいました・・・ エスコは硬くて研ぐのが大変だよと聞いていたので、「3」の作業にしました。翌日試験片に#120のスコッチを掛けてみました。確かに硬いけど研げない事はなさそうです。でも大変そうです。サフに比べて五倍くらい研ぐ時間が掛かりそうな感じです。 朝5時から休憩なしで夜8時までの一日でした。 |
2006年 7月 上旬 POR15
タイヤハウスと下回りにPOR15をはけ塗りしました。原液のままだと延びが悪く気泡が入るみたいです。薄め過ぎると下地への食いつきが悪い様です。缶の下からよーくかき混ぜて丁度良い程度に薄めましょう。粘度がバッチシ時にはハケ目も目立ちませんでした。その丁度良いとはどれ位なのよ? 固まってからはスコッチでは歯が立ちませんでした。試しに板金ハンマーでたたいてみたけど塗膜は割れませんでした。ちょっと感動しちゃいました。 |
2006年 7月 上旬 追加ロールバー
うりゃ〜〜バルクヘッド貫通だぜベーベー! かっこい〜! 2006年5月に愛知県の岡崎ミーティングでタカユキ号を拝見させてもらった時のインパクトが凄くて、真似しちゃいました。正直パクリです。 |
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バッテリーは付ける事が出来ません。したがってエンジンは押しがけ仕様になるかも? この後、ボディーとの取り付けを溶接するべきか、ボルト止めにするべきか三日三晩寝ずに悩みました。その結果ボルト止めにしました。溶接の方がかっこいいし強度もあるけど、後の仕様変更をする時などの事を考えて・・・前後のバランスも考えて・・・溶接はいつでも出来るし・・・言い訳です。 根性なしのアイルトンでした。 |
2006年 7月 上旬 ロールバー装着
ロールバーの取り付け完了。かつみさんのお勧めもあり、JAF戦にも出場できるセーフティー21の8点式をチョイス。現在S30zで出場できるJAFレースはあるのかな? 生まれて初めてロールバーを購入しました。今までは切って曲げて自作でやってたけど、お金を出して購入した物は取り付けも簡単で作業が早かったです。こんなに楽をしても良いのでしょうか? |
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取り付けが終わったのに、なぜかもう一台分ロールバーがあります。 このロールバーはもったいないけど切ります。 |
2006年 7月 上旬 雨、あめ、アメ、つゆまっさかり
切り取ったサビサビのボディーをドラム缶へ捨てちゃいました。重量は3.5kg。またしてもキロオーバーな〜のら。バッテリーを置く台は保管しておくべきか悩んだけれど、え〜い捨てちゃえ〜!って事でさよならしました。 | |
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1:先端部に付いている小物部品も全部とっぱらっちゃいました。なぜって?取りたくなったからですよ???大丈夫かアイルトン。さては酒で脳みそが解けちゃたな。 「フレームの中にサビ止め剤を霧状にして充填しておいた方がいいよ」と、親分が言ってたので実行してみました。親分は三十年程前に使っていた、先端に殺虫剤を入れてピストンを押す噴霧器 (おらは子供の時に使っていたあれか、っとすぐに解りました。やっぱり年ですかね) でやるとうまく行くよと教えてくれましたが、おらん家にはそんな物ありません。 2:サビ止め剤を10cc程入れて 3:エアーでプッシューと吹き込みました。 一回目はあれ?二回目もあれ?三回目でフロアー後方からサビ止め剤のミストが霧状になって出てきました。そして同じ事を後ろからもやって、「マイッタカ、サビれるもんならサビてみろ!」っと心の中でさけんだアイルトンでした。・・・何もしないよりか良いかな。 |