『新吉ミッドナイト』
第二十一巻 ―― Letgo toutyuan ――


2006年 9月 29日(金) また、ぼうず

フロント部分のレストアから復活して一ヶ月にまります。走行距離は2200km。9月は雨も多かったし、台風も直撃、などなどであまり走れませんでしたね。
11月5日にオートポリスで開催される「ヒストリックカー秋の祭典」に向けて、10月は足周りのセッティングを出さねば成らないのですが、その前にタイヤを購入せねば。Sタイヤが欲しいのですが、今のへなちょこタイヤでもコーナーではボディー後方から「バキ、バキ」っと音がしちゃうんですよね。Sタイヤを履いて車が折れたら「伝説の男アイルトン」になれるぞ!
かつて、サーキットで車を折った男として語り継がれるのだ!
さあ、どうするアイルトン!

いやじゃ〜。




2006年 9月 23日(土) 緊急出動要請

昨日のオートポリスからの帰りに、宮本親分からTELがあり 「明日の朝9:00集合」との事。昼過ぎに会社へ帰り着き速攻で仕事を半分?終わらせて、夕方からブレーキパットとローターをノーマルへ変更作業開始。
当日3分送れで集合場所へ到着。ひとしきり怒られて、阿蘇外輪山の大観望へ向けて出発。ハコ3.1L ジャパン3.0L ハイジ号2.8L(ノーマル) R30はFJ2.4L。どう考えてもおらのが一番遅い。
が、しかし置いて行かれる事なくどうにか付いて行けました。しかも、降りの高速バトルではファイナル3.7とGノーズのおかげでしょうか?後ろからまくっちゃいましたよ。(自己満足)
後でしこたま怒られたけど。
パーコに振り回されたけど楽しかったです。




2006年 9月 22日(金) 念願のオートポリス

オートポリスの15番ピット。
購入後2年目にしてやっとサーキットを走らせる事が出来ました。
水温、燃圧、油圧と足のチェックの為にコーナーは攻めずに、エンジンだけはきっちり6000rpmまわしてタラーっと流して確認です。
周りのピットには現役レース車両ばかりだし、スーパー7もいる。ポツンと240zは場違いの様な感じ。色が派手ならまだしもマルーンだし。まぃっか、人目を気にせずチャッチャと準備完了。25分間のスポーツ走行のチケットを購入して、いざ!
走行中の写真を撮ろうと思っていたのですが、オートポリスの職員の方々がみんな、おらを見ている。怒られるかも?結局写真撮影はピットレーンに入った時のこの一枚だけであきらめました。
平日なのに4輪が8台、2輪が10台と思っていたより多い。おらがホームストレートに入ると、みんなピットレーンを小走りで横断して来ておらを見ている。見るなみるな!おせーぞ!
5周回流してメーターは全て安定している。1周クールダウンして最後にタイムアタック!案の定ドアンダーでアクセル踏めません。おまけにフルブレーキでリアタイヤはロック。これも想定内ですが、1994年製のM5じゃだめですね。
フロントタイヤのRE01-Rはいい感じで溶けていますね。それなのにアンダーってことは足のセッティングと空気圧かな?
結果は目標のタイムより10秒落ちの2分40秒。ファイナル3.7だと昇りがツライです。6000rpmシフトアップなのに5500rpmでタコメーターが固まってしまいます。
むかし7000rpmシフトアップのSタイヤ装着のシビックのエンジンが調子わるくて3500rpmしか回らなかった時でも2分30秒出てたのに?
わかってはいるのですが、やっぱりモータースポーツはお金がかかります。




2006年 9月 20日 なんだかゴチャゴチャ忙しい

サーキット走行準備ちゃくちゃくと進行中。
昨日パットとローターを交換しましたよ。えっローターも?
そうです、ローターもいっしょに交換です。
ノーマルパットとそのローターは当たりが綺麗に出ているのでセットで保管です。
販売用のローターでしたが、さっぱり売れないので、12本スリットを入れておらが使う事にしちゃいました。前期用ローターは売り切れです。
ちょっと贅沢かな?
ノーマルパットとそのセットのローターは次回の組み込みの時に間違わないようにマーキング。おしっこでマーキングしてはいけません。マジックでです。
なんだか漢字だとかっこわるいですね。
英語の方がかっこいいけどスペルがわかりませんです。
ジャジャ〜ン!
新品になりました。
パットはレーシングギア製のサーキットを走ってそのままストリートで帰ってこれる「80R」をチョイス。
今日、仕事の用事で山口県まで行って感触を確かめてきました。強くブレーキを踏んだ時はいい感じでしたが、信号停車などで軽くブレーキを踏んだ時に「キー、ギー、キャ〜〜」とわめきましたね。周りの人がおらを見つめていましたよ。
そんなに見るなよ。照れるじゃないのよ。ってな感じ。




2006年 9月 11日 P-LAP

サーキット走行の必需品と言えば、ストップウォッチ、ピットボード、ハイレグ?
いつものように引退済みのシビックEF9よりP−LAPを調達しまして、ちゃちゃっと取り付け完了。
P−LAPを付けても速く走れる訳でもないのですが、気分だけでもと思いまして・・・
エンジンはノーマルでも雰囲気だけは負けないぜべーべー!

シビックEF9から頂ける部品はあとサスくらいかな。記憶ではFー18kg、R-16kgだったような気がします。S30Zにはどうなんでしょ?
とりあえず今のバネレート不明のサスで一度走ってみましょうかね。軟らかすぎて車酔いしたら考えましょう。




2006年 9月 8日 戸締り用心、火の用心

サーキット走行の必需品と言えばヘルメット、グローブ、レースクイーン?
おらのハイジ号は走行後にエンジンルーム内がガソリン臭い。エンジンぶん回した時はファンネルにガソリンが流れたような形跡あり。何だか不安。くわえタバコで頭を突っ込むな!きっと燃えるぞ!

いつものように引退済みのシビックEF9より消火器取り付け金具?を調達しまして、軽くサビを取り、スプレーだぜべーべー!
消火器の取り付け位置は、助手席を外してレール取り付け部に付けた方がカッコイのですが、それだとサーキット専用車になってしまいます。妥協してここにしました。
不思議と生命保険に加入したら病気はしないんですよね。したがって消火器を搭載したら車は燃えない。
ほんとかなぁ〜。




2006年 9月 6日 へんなおやじ

ミツバポンプ1基がけだと、上り坂でのアクセル全開時に3秒後に燃圧が0.3kg/cm2から0.1へ落ちる。このままサーキットを走るのはちょっと不安。いつものように引退済みのEF9よりポンプ類を調達。真ん中のポンプはFJらしい。コレクタータンクは良いとして、左のポンプが?。わからん物を付けるとトラブルが出た時が大変なので今回はミツバポンプ2基がけで様子を見ましょう。
フロントタイヤの接地感が変なのでダンパーを二回転硬くして、山口県のお客さんまで納品がてらテスト走行へ出発。
休み時間に山口県のお客さん(従業員数推定500人)へ到着してしまい、従業員の方から「写真を撮っても良いですか?」などと聞かれたり、二階と三階の窓やら、あっちの方、こっちの方からと、みなさんから熱い視線を感じながらも無事に品物は納入完了。
240zが爆音出して工場に入って来て、車から降りて来たおやじは背中に汗びっしょり掻いているし、何事も無かったように商品を納入しているのですから、何じゃこいつ?ってな感じでしたでしょうね。お騒がせしました。でもまた行きますよ。

燃圧の落ち込みは0.2kg/cm2になりました。しかし落ち込んでも0.3kg/cm2へ復活する時間が早くなりましたね。11月のオートポリスはこれで良しとしましょう。エンジンノーマルだし。




2006年 9月 4日 まだまだ

このスナップ写真は、おらがまだ若かりし頃オートポリスの3時間耐久草レースで2位チェッカーを受けた後に、泣きべそをかいて悔しがる息子です。
スタートしてからずっとトップを快走していたのですが、残り2週のところでガス欠症状が出てしまい優勝を取りこぼしてしまった時です。このシビックEF3はコレクタータンクを装備していなかった為、燃料が残り10リットルを切ると、横Gが掛かった時にガス欠症状が出ていたのです。
この息子は現在反抗期真っ盛りの中学生。腕相撲ではまだ負けていませんが、体力的に追い越されるのは時間の問題でしょうね。
酔っ払い父ちゃんから、もう一度あの頃のかっこいい父ちゃんに・・・
戻れるかな?
モータースポーツが出来る体力はあと10年。いや5年しかないかも。
過去の栄光は捨てて、現在の自分の体力と相談しながらゼロから再度チャレンジしたい。

本気か?アイルトン!